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レコーディング入門:ミックスダウン!!


ラフミックスが終わったら本格的に仕上げを行います。

ラフミックスのデータはきちんと残して置いてください。
ここからが失敗&泥沼になるので、いつでもリセットできるようにしておきましょう。


通常、ドラム、ベース、ギター、ボーカルというような順番で行われるケースが多いと思います。

しかし、個人的にはオススメしません。

キック、タム、スネア等の音、
ベース、ギターの音
ボーカルの音

全部単品で聞くといい感じなのに、音量をあわせるとしっくりこない。
しっくりこないから、EQをいじったり、コンプをかけなおしたり、リバーブ調整したりetc

繰り返すうちに泥沼に・・・。


普通は歌がメインなので、きちんと歌を意識したミックスをしなければなりません。
なので、先ずは歌から!!

ボーカルの声をEQ調整やリバーブ処理、コンプ処理を行いまず完成させましょう。
次に
ボーカル+ギターでギターの音作り
ボーカル+ベースでベースの音作り
ボーカル+スネア
ボーカル+バスドラム




つねに歌を基準とした「歌を引き立たせるためのMIX」を心がけます。


理由は良く分かりませんが、全て好きな音でMIXすると最終的に良いMIXができない場合がほとんどだと思います。
音の好みも重要ですが、やはりカラオケ隊は引き立たせ役。これに徹した音作りをしていきましょう。

音作りが終わったら、音量を合わせ、各パートのバランスをあわせて、最終的に2Trackに落とし込みます。
ミックスダウン時に音圧をできる限り稼ぎ、レベルメーターを均一に近づけましょう。
(例:スネア、Kickが鳴るたびにメーターがいきなり振れるのは避けたりetc)


更にこの後、マスタリングという作業があり、この時の音圧処理に有効的です。

簡単に言えば、2Trackにまとめられたミックスダウン後の最終処理です。(コンプレッサー処理のようなもの)
スネアやKickが鳴る度に、やたらとメーターが振れている場合、あまりマスタリングの効果が出なかったり、音質に影響が出たりしてしまいます。

 



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